リフォームフローチャート
リフォームとは、住まいに対する様々な不満や不安を解消し、居住性・機能性・利便性を高めていくためのひとつの手段です。リフォームをお考えになるきっかけとして多くみられるケースは次のようなものがあります。
- 経年劣化や傷などによる「住まいの不具合」
- 子供の成長・独立、居住者の高齢化などによる「家族構成・ライフスタイルの変化」
- 家具類のイメージチェンジや収納を増やしたいというような「住まいに対するニーズの変化」
このように目的や内容は様々あり、内容によって関連してくる業者の構成や設計・工事の役割も様々なものになります。
リフォーム工事の発意段階では、お客様にも知識や情報が少ない場合が見受けられ、なかなかご自分の条件にあったリフォームをイメージする事が難しく、「どんな事ができるのか?」「いくらぐらい必要なのか?」「誰に相談すればいいのか?」など、様々な疑問が噴出して悩んでしまうのが実状であると思われます。
そこでこのリフォームフローチャートでは、頻繁にみられるリフォームのきっかけやニーズなどの組み合わせから、一般的に想定されるリフォームのケースの流れとして分かりやすく整理いたしました。
リフォームフローチャート
- どんなリフォームをしたいのか条件を整理する
- 条件の整理にあたっては、図面や仕様書などを集めておくと現状をイメージするうえで役立ちます。また、業者に具体な相談をする際も図面があれば格段に手間やトラブルなどを少なくできます。みつからない場合は、住宅を建設・販売した業者に相談してみることも有効です。
- リフォーム内容を決定する
- 住まいは家族全員で使うものなので、リフォーム内容も家族で話し合い決定していく事が大切です。具体な検討の前に、まずはリフォーム対象部分の傷みや周辺との兼ね合い等を調査することが有効です。工事が始まって既存の設備などを撤去した際も、普段は隠れている下地や構造躯体について確認してもらうことも有効です。
- 業者選び
- 業者を選ぶ際には、信頼性が最も重要なポイントとなります。安心して依頼できるかの判断は、難しい部分もありますが、リフォーム実績を参考にするほか、建築士などの資格をもっていることも目安になります。以下の点を確認してみることも有効です。
- 要望を親身になって聞き、何がいちばん大切かを整理してくれる。
- 設計の要点、見積もりや工程などをわかりやすく説明してくれる。
- 合意の上で話を進めてくれることなど。
- 契約
- 依頼先を決定したら、設計・施工に関する契約を交わします。部分的な仕上げの更新や修繕、設備の更新などが中心のリフォームでは、工事請負契約が一般的です。どんな小さな工事でも、契約書は必ず取り交わしましょう。契約書が無くトラブルになってしまう例も少なくありません。契約書には、工事内容、金額のほか、工期や引き渡しの期日など、明記されるべき内容があります。契約書以外は、契約約款、設計図書、仕様書、見積書等を確認するようにしてください。万一トラブルが生じた場合の責任について、約款等にどのように規定されているか、確認しておきましょう。
- 工事中に気をつけること
- 工事の際は、工事車両や施工者の出入り、騒音・ほこり・ゴミなどの発生、日常生活にはないものが生じますので、着工前に必ず近隣の方々へ、挨拶をしておきましょう。マンション等の場合は管理組合に届け、共用部分の利用や材料の搬入方法などについて承認を得ておきます。工事の騒音などが予想される両隣や上下階に住む方への挨拶も忘れずに。一般的な「居ながら工事」の際には、生活の一部機能が制限されるほか、騒音や振動、粉塵、シックハウスなどの対策が求められますので、業者に確認しておくことが重要です。
- 工事終了後の注意点
- 工事が終わったら施工者から最後の説明を受けましょう。引き渡しをする日時の前に、今回行った工事の内容、使い方や注意点などを聞いておきます。また、使い始めてから分かることもあるので、気になった場合の相談窓口を確かめておきます。工事完了時は、事業者とともに現場で工事内容を確認し、工事完了確認書などを取り交わして保管するようにしましょう。工事の不具合でトラブルがあった場合は、住宅紛争処理支援センター相談窓口などにご相談ください。